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紫の水晶宮(Я18)

つれづれなるまゝに日ぐらし硯(PC)に向ひて心に移り行くよしなしごと(妄想)を、そこはかとなく(だらだらと)書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ(私の脳みそはもうだめだ・・・)

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お返事(2007.02.10~2007.02.16)

2月14日(水)快晴

冬―
昼のお食事会は、部室で行われる。
カラオケ同好会―という名の元HiMEとその関係者たち数名は、昼休みになり次第三々五々集まって昼食を摂り、ダベっては午後の授業へと戻る。

ガラっ―

教会に立ち寄っていて、少し遅れていた奈緒が部室に入ってくる。
いつものメンバーはすでに顔を揃えていて、談笑しながら食事をしていた。

「みゃほ~、ほほかったにゃ!」
「だから、食べながらしゃべんなっつうの・・・」
いつのもごとく舞衣お手製の重箱をかきこみながら、命が奈緒に声を掛ける。
奈緒が、イメージにそぐわない一般常識を、イメージ通りの言い方でつぶやき―
「そうよ。お行儀悪いわよ、命。それと、そんなに急いで食べないの!」
それを受けて、舞衣が更に命をたしなめる―
まったくいつもの通りの光景だ。

だが、いつもと違うところがあった―
舞衣の隣―命とは逆側の―席は空いていて、その前のテーブルにはなつきのお弁当袋だけが置かれていた。
「玖我は?」
「なつきなら、上店に行ったわよ」
「上店?へぇ・・・」
奈緒は、興味ない風を装いながらその空席の隣に腰掛け、持参したお昼を食べ始めた。

席順というのはいつの間にかなんとなく決まるもので―
そのメンバーでいる時は、なつきの隣には奈緒が座るようになっていた。
今は空席―そこには、誰かさんが作ったであろう弁当袋だけがある。

玖我の親友という“席”には鴇羽が座っていて、恋人という“席”にはその誰かさんが座っている。
不思議とそれは嫌じゃなかった―誰かさんはあいつにとっては、友人であり、恋人であり、家族。
そんな今更覆せないようなことより、あいつが自分にはどんな“席”を用意するのかが気になった。
さしずめ“かわいくない後輩”ってところかな―

ガラっ―

「うぅ。寒い―」
時候に文句を言いながらなつきが教室に入ってきたので、奈緒は考えることをやめた。
「なつき、あったの?」
「あぁ、買ってきた」
舞衣に応えて、なつきが上店のビニール袋を掲げて見せる。

上店というのは、学園を出てちょっと坂を上ったバス停の所にあるコンビニ然とした商店のことである。
学園の上にある店―上店というひねりのない名称であったが、学園の生徒は皆そう呼んでいた。
そこに行って来たというなつきが迷いなく近づいてくる音が聞こえた。
努めてその姿を見ないようにしている奈緒のところに―

「奈緒、ちょっと―」
「何よ?」
「そっちにずれてくれないか?」
「はい、はい」
ソファというよりは、ベンチに近いものの端に座っていた奈緒が一つ席をずらす。
そしてなつきが、今まで奈緒の座っていたところに座る。

「よっと―」
なつきが腕を伸ばして、自分の弁当袋を取る。
ふわりと、さわやかだけれども甘い香りが漂って―奈緒はますますなつきを見ないようにして声を掛けた。
「愛妻弁当あんのに、何しに行ったの?このくそ寒い中―」
「愛妻とか言うな!ちょっと買い物だ」
そう言ってビニール袋をがさごそと漁り出したので、奈緒はちらりとなつきを見た。
その横顔は、寒さのせいで少し赤くて―照れているようにも見えた。

「奈緒、手を出せ」
「?」
奈緒が素直に手を出すと、振り向いたなつきが無造作にぱらぱらと掴んでいたものをそこにのせた。
「何、これ?」
「お前にも、やる。今日はバレンタインデーだからな」
落ちないように少し閉じた指を開くと、奈緒の小さな手いっぱいに、小袋に分けられた色とりどりのチョコレートがのっていた。

どこからどう見ても、それは袋チョコと言われるやつであり―渡し方も含めてバレンタインとは程遠かった。
「こんな色気のないものが、バレンタインなの?」
「上店には、そんなもんしか置いてなかったんだ」
「事前に用意するもんじゃない?普通」
「仕方ないだろ?忘れてたんだから」
「忘れてた?あんた・・・その弁当作ってる奴のことはどうすんのよ?」
「忘れてたのは、お前たちのことだ。静留のことは、忘れない」
なつきは最後の方だけ、もごもごと小さい声で言うと、その静留が作った弁当を食べ始めた。

年中行事のような“友チョコ交換会”は忘れておいて、自分の恋人のことだけは覚えていると―
恥ずかしそうにしながら、いつでも恥ずかしいことを言うなつき。
そんななつきにちょっと頭に来た奈緒は、嫌味たっぶりに言う―

「どうも、ごちそうさま。お腹いっぱいだわ」
「なっ!何だその言い方は」
「あんたのノロケとか聞きたくないっつうの。ご飯がまずくなんのよ」
「誰がノロケた?ふざけたこと言うな!スポンジ娘」
「るっさい!色ボケ王子!」
「誰が色ボケで、誰が王子だ!」
「あんたのこと言ってんのよ。せっかくのお姫さまの手作りなんだから、黙って食べれば?」
「ちっ―言いたい放題言いやがって」

いつもの光景、いつもの遣り取り。
そんな日常があるのも、隣にいるこいつがいたから―
それも、もうすぐ終わってしまう。
だからかもしれない―
奈緒は自分の思いつきを嘲笑った。

「玖我」
「ん?」
「ホワイトデー楽しみにしてなよ―」
「お前でも、たまにはかわいいこと言うんだな」
「―手作りするから」

にやりと不敵に笑う奈緒の前で、その料理の腕前を知っているなつきが青ざめてゆく―
もっともなつきも人のことなど言えない腕前であることは、2人が家庭科の補修でお互いに証明したのだったが・・・

「あの・・・奈緒?」
「何よ?」
「チョコ・・・できれば返してくれないか?」
「い~や!せっかくもらったもん返すかっつの!ば~か!」

せっかく手渡しだったのに―返すかっつの。




え~、2月14日に皆さんに何か差し上げようと思って準備していたんですが、できませんでした。
ちょっとほろ苦いを目指していたんですが、ほろ苦いどころか・・・真っ黒こげみたいなことになりましたので、作り直ししてたら間に合わなかったという・・・すみませんでした。静なつ(高校時代)と、シズナツ(ナツシズかも)のアソートだったんですけどね・・・出来上がり次第上げます。

さて、↑は、突然始まった奈緒が書きたい!衝動・・・何故なら!

『FJYライブに千葉さん(と、ニナとシホの中の人)が来てたらしいよ記念』で御座います。進藤さんから花が来ていたと各所で捕捉されております(´∀`*)ゆーかさんがMCで、「焼肉はあまり好きじゃないけど、にゃにゃにゃにゃにゃさんのご実家のなら食べられます」と言ったそうな(´∀`*)世界はそれを愛と呼ぶんだぜ!!ひゃっほ~い。

はしゃぎすぎで堪忍な(*´∀人)単にHiME声優達が仲良さそうで嬉しかっただけです。

はてさて、今週は仕事場が野戦病院のような状態だったのですが、そんな中 「萌え~」なことと「萎え~」なことが同時に・・・私は、『地獄探偵局』を毎週楽しみに聴いているんですが、今週更新分でサエコテルが「どうしてバレンタイン(に放送する分)の収録にチョコ持って来ないの?※ここマイクに入ってないので、勝手に想像」と放送作家(いつものあの御方)に聞かれて―

曰く「バレンタインって、私がもらう日じゃなかったっけ?」

そうだよう。もちろんサエコテルがもらう日だようと、大変萌えたのでした(´∀`*)
毎年いっぱいもらってるんだろうなぁ・・・サエコテル漢前やもんね(´∀`*)

で、そんな素敵な千葉さんの地獄探偵局は今月で終わるそうです・・・うぅ・・・.゜.(つД`).゜.
これから野戦病院で何を楽しみにしたらいいのか・・・

そういやぁ、乙のなんやら言う小説読みました。
基本的に妾キャラ(マシロちゃんとか)は好きじゃないので、そうかそうかふーんと読みました。エルスのご先祖様らしき巨乳娘が出ていましたが・・・シズルとか、ナツキとかを期待している身としては、そうじゃね~んだよ!と言わざるを得ません。100年前とかじゃなくて、ほんの数年前のシズナツ学生時代とかで出してくれませんか?そしたら、ハァハァできるかもしれないのに・・・ちぇ!そんな小説でした。

拍手をいつもありがとうです。
続きは各種お返事です。

2/11
>16:24 []
>16:25 「なんか・・・今、一人ぼっち感が・・・」もちろんドコまでもついていきます!!!!*ワラ* By稀凛

だめだよ!こっちは危ないよ?(笑)キリンさんとお読みするのでしょうか?可愛いお名前ですね。

>21:21 数年前に駅の階段で前にいたお姉さんの背中
>21:24 のワンピースのファスナーが半分ぐらい開いていて・・・小声で「開いてますよ」と言って、
>21:25 上げたことがありますよ

最初にメッセージ呼んだ時には、「開いてますよと言ってあげた」んだと思ったのですが・・・
もしかして、上げてあげたんですか???その後どうなったのか、激しく気になります!!

一度でいいから、素敵なお姉さんがヒールのかかとを隙間かなんかにとられて躓いたりしたのを助けてみたいなと・・・夢見てるんですが、なかなかタイミングが合いません。「―っと、大丈夫ですか?」とか言ってみたいんですが(←バカ)

>テツさん

こちらこそ、どうもありがとうございました(・∀・)人(・∀・)テツさんのところを知らない人はもぐりでしょう(笑)萌え萌えサイトは目指してるだけで、遠く及びませんが・・・どうぞよろしくお願いします(*^-')ゞ

『だいすき』では、初なつ静に挑戦するんですが難しそうな気がしてます。でも、楽しみにして頂いているなら果敢にアタックしてみます。骨は拾ってやってください(笑)当たって砕けろだああぁぁぁ!

2/16
>21:35 ふ、ふ、ふ・・・。失恋、私は一年や二年引きずりましたわいっ!いい恋見つけると治りますけどね。
>21:37 紫の御方は何故にエロすぃのでしょう。学園長も朝から羽目ハズしちゃいますよね。ファスナー上げ萌え。
>21:39 遥ちゃの猪突猛進っぷりが走ってますねぇ。それを飄々と受け流す静留さん、ダイスキです。

そうですねぇ。恋の痛手は、新しい恋で埋まるもんだったりしますよね。次は、いつ恋が訪れるんだろう。取り合えず出会いのチャンスがあれば、なるべく参加してみようと思ってますけど。

紫の御方はエロすぃですね(´∀`*)首まで覆われてるあのマイスター服がいかんのじゃないかと!!何にも見えないからこそ、悶々としちゃう!みたいな(´∀`*)そんな紫の御方だからこそ、ファスナー上げの後は、学園長が責任を持ってファスナー下げを・・・後ろのリボンを解くところから(( ゚д゚)=◯)`ν゜)・;'

遥ちゃは、今後更に暴走します(笑)中の人のラジオでの暴走っぷりを聴いていたら、どんどん遥ちゃが暴走し始めました´`,、( ´∀`)´`,、「遥さんには、ほんまいつも良ぅしてもろて、感謝しとります」とか言いながら全然感謝してなさそうな静留がダイスキだったりします(苦笑)
  1. 2007/02/18(日) 03:18:09|
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ここは舞-(乙)HiMEの静留(シズル)・なつき(ナツキ)・奈緒(ナオ)への愛をこじらせるファンサイトです。版権元とは一切関係御座いません。勝手ながらR18とさせて頂いておりますので、18歳以上の分別のある大きなお友達だけ遊びにいらしてください。百合の花が仰山咲いておりますので、閲覧は自己責任でお願いします。 当サイトの全ての画像及び文章等の無断転載・引用はご遠慮下さい。

プロフィール

長澤 侑

Author:長澤 侑
性別:ネコ
属性:ヘタレな王子
特徴:ビタミンShizuru分が足りなく
    なるとヘタレる
持病:静留病
    (英名:シズル・シンドローム)
尊敬する人:
ヘタレの星玖我なつき
ヘタレ学園長ナツキ・クルーガー

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